ルネ・ラルー監督の映画「ファンタスティック・プラネット」
あのナウシカに影響を与えたと言われる本作を無料で観る方法、あらすじ、感想などを簡単にまとめました。
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「ファンタスティック・プラネット」の作品情報
◆基本情報


作品名 | ファンタスティック・プラネット(La Planete sauvage) |
公開日 | 1973年製作(1985年6月公開) |
ジャンル | ファンタジー アニメ |
製作国 | フランス チェコ |
上映時間 | 72分 |
監督 | ルネ・ラルー |
脚本 | ローラン・トポール ルネ・ラルー |
原作 | ステファン・ウル |
\\ファンタジーオススメ映画//
◆映画賞・映画祭
\\カンヌ国際映画祭受賞作品//
◆キャスト情報


キャラクター | キャスト |
---|---|
ティバ | ジェニファー・ドライク |
テイル | エリック・ボージャン/ジャン・ヴァルモン |
タージェ知事 | ジェラール・ヘルナンデス |
◆あらすじ
全身真っ青の皮膚で、目だけが赤い巨大なドラーク族が支配している惑星では、人間は虫けら同然に扱われていた。孤児となった人間の赤ん坊が、ドラーグ族の知事の娘ディーヴァのペットとして育てられることに。テールと名付けられた赤ん坊は成長し、ディーヴァが勉強に使っている学習用具をこっそり使い、この惑星についての知識を深めていった。彼はディーヴァの隙を狙っては、ひっそりと暮らす人間たちに様々な知識を共有させる。
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\\そのほか”美術品”のような作品//


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「ファンタスティック・プラネット」を観た感想は?
◆「ファンタスティック・プラネット」はずばりこんな映画!
- 作品自体がアートで惹きつけられる映画
- 搾取する側、される側をテーマにした作品の元祖映画
- 害虫駆除がしづらくなってしまう映画
◆みんなの感想



何を感じるか観た人それぞれなんでしょうけど、宇宙人から逃げても
人間同士で派閥争いみたいなのがあるという所にどこか空想であり現実を感じました。
人間狩りのバブみたいな白いやつポコポコ飛ばす音好き
ヤサーンさんの感想・評価 にゃ!



さまざまな生き物が集団を形成して生きる、宇宙における社会の成り立ち。
支配する者とされる者。宇宙おける普遍的な何かを感じる。
しょうたさんの感想・評価 にゃ!



海外の不気味な絵本を見てるような感覚だった。
けど、この近未来なのか過去なのかわからない独特の世界観とういうか雰囲気がなんか既視感あるなーと思ったら、ナウシカに影響を与えた作品と知って納得。
観てるときは全然気付かなかったけど、後で調べてみると、ナチスの虐殺や奴隷制度など、様々な要素を描いた作品だったよう。
忘れた頃にまた観たいと思う。
あいすぷりんさんの感想・評価 にゃ!



搾取する側と搾取される側は紙一重
結構難しいし、奇妙な世界観だけど、どこか現代社会をディスってる気もする
MarinaMikiさんの感想・評価 にゃ!
◆筆者の感想(3.9点/5.0点中)
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これ以下はネタバレを含みますので見たくない人はバック!
最初こそスゲェ絵だな...とちょっと引き気味で観ていたんだけど(おい)
とてつもなく中毒性のある独特な世界観に気づいたら引き込まれていた作品でした。
青い皮膚に赤い目を持ったドラーグ族をはじめ、そこに住み着く奇怪な生物たち、
そして人間たちの描写でさえ、全てがアート。
冗談抜きでこの作品だけで美術館建っちゃうと思った...!
アートな作品といえば『ゴッホ〜最期の手紙〜』なんかも”ものすごいものを観てしまった...!”という感覚に陥ったけど、世界観的にはこっちの作品の方が上かもしれない。
個人的には”学習中”の描写が直接的でわかりやすくて大好き(笑)
ストーリーもなかなか考えさせられる内容で普通に楽しめた。
地球上では食物連鎖の頂点に立つ人間だけど、ある惑星では頂点にドラーグ族がいて人間は虫けらのように扱われているという設定。
今でこそそういうテーマの作品は身近に多くあるけど、製作当時の1973年頃では斬新だったんじゃないかと思う。
そういった意味では”世界中のクリエイターに多大な影響を与えた”ってのもわかるし、これが元祖か!と知れてちょっとアガった。
基本的には人間側の気持ちで見つつも、ドラーグ族側の立場もよく知ってるっていうか普段人間が他の生き物に対してやっているそれなので、かなりハッとさせられるシーンが多かった。
人間絶滅作戦で用いられた道具も毒ガスのようなものが出るのは「バルサン」、丸い球体のようなものは「コロコロ」みたいなもんで、普段害虫に対して何の躊躇もなく使ってしまうけど、
当たり前なんだけどそこには一つ一つ命があるんだってことを思い知らされたな。
かと言って使わなくなるわけではないけど、少し害虫駆除がしづらくなったのは間違いない。
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