ゼイン・アル・ラフィーア主演の映画「存在のない子供たち」
中東の深刻な貧困問題、移民問題を描いたこちらの作品を無料で観る方法、あらすじ、感想を簡単にまとめました。
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「存在のない子供たち」の作品情報
◆基本情報
作品名 | 存在のない子供たち (Capharnaüm/Capharnaum/Capernaum) |
公開日 | 2018年製作(2019年7月公開) |
ジャンル | ドラマ |
製作国 | フランス レバノン |
上映時間 | 125分 |
監督 | ナディーン・ラバキー |
脚本 | ナディーン・ラバキー ジハード・ホジェイリ ミシェル・ケサルワニ ジョルジュ・ハッバス ハーレド・ムザンナル |
製作 | ミヒェル・メルクト ハーレド・ムザンナル |
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◆映画賞・映画祭
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◆キャスト情報
キャラクター | キャスト |
---|---|
ゼイン・アル・ハッジ | ゼイン・アル・ラフィーア |
ラヒル・シファラ | ヨルダノス・シフェラウ |
ヨナス | ボルワティフ・トレジャー・バンコレ |
スアド・アル・ハッジ(ゼインの母) | カウサル・アル・ハッダード |
セリム・アル・ハッジ(ゼインの父) | ファーディー・カーメル・ユーセフ |
サハル・アル・ハッジ(ゼインの妹) | シドラ・イザーム |
アサード | ヌール・アル・フセイニ |
アスプロ | アラーア・シュシュニーヤ |
ナディーヌ・アル・アラム(ゼインの弁護士) | ナディーン・ラバキー |
◆あらすじ
わずか12歳で、裁判を起こしたゼイン。訴えた相手は、自分の両親だ。裁判長から、「何の罪で?」と聞かれた ゼインは、まっすぐ前を見つめて「僕を産んだ罪」と答えた。中東の貧民窟に生まれたゼインは、両親が出生届を出さなかったために、自分の誕生日も知らないし、法的には社会に存在すらしていない。学校へ通うこともな く、兄妹たちと路上で物を売るなど、朝から晩まで両親に働かされている。唯一の支えだった大切な妹が 11 歳 で強制結婚させられ、怒りと悲しみから家を飛び出したゼインを待っていたのは、大人たちが作ったさらに過酷 な“現実”だった──。
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「存在のない子供たち」を観た感想は?
◆「存在のない子供たち」はずばりこんな映画!
- 中東の貧困層・移民問題の現状を描いた映画
- 苦しい世界でも逞しく生きていく子どもたちにグッとくる映画
- とにかく心抉られる、多くの人に観てほしい映画
◆みんなの感想
貧しく、身寄りもない若干12歳の少年。彼が独りで生きてゆくには、この世界はあまりに厳しかった。
困っている子供や独りで泣き叫ぶ赤子をよそ目に、無視する大人達。そんな世界に、そしてまともに自分を育てられない親に絶望し、両親を訴える。罪は「自分を産んだこと」
こんなに悲しい罪があってたまるか。
masatoshiさんの感想・評価 にゃ!
過激なシーンもなく、意図して泣かせようとしてるわけでも、考えさせようとしてるわけでもないのに涙がでるし考えさせられる
きっと私はこの映画から貧困と言う事実を見たんだろうな
ものすごくリアルすぎて、映画なのかドキュメンタリーなのかわからなくなる
たゆいらきさんの感想・評価 にゃ!
ゼインの怒り、絶望、表情
本当に終始苦しかった!
この類いの映画を見る度にいつも思うのは産まれてきた全ての子供達が笑いながら楽しく暮らして欲しいということだけ!
mimiさんの感想・評価 にゃ!
主人公は正しい。強い。誰も悪くない。誰も悪くないのに生きる為には犠牲になるものがある。貧困が生み出すこの悲劇をどうか食い止めたい。この現実を色々な人が観るべきだ。先進国に住む1人の人間として発展途上国の人たちにできることを何か成し遂げたいと再度心に誓った。主人公のように強い心を持ちたい。印象に残ったラストのゼインが笑うシーン、あの笑顔を忘れたくない。
mさんの感想・評価 にゃ!
◆筆者の感想(4.4点/5.0点中)
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これ以下はネタバレを含みますので見たくない人はバック!
なんて心を抉られる映画だろう。
決して共感なんて出来るわけがない。ただただ胸の痛みだけが残る作品だった。
これを観て”辛い”と書くのも何だかおこがましい気さえする。
『世話ができないなら子どもをつくるな』という言葉は、ゼインの静かな怒り。
まだたったの12歳の男の子が言い放つ言葉ではない。
この言葉を聞いてしまうと、母親の「あなたに気持ちはわからない」という必死の訴えも、正直何も響かない。
すごく言い方悪いけど...
これじゃあ、まるで動物じゃないか。
子どもたちを食い物にしてしまうんだから動物よりもひどい。
ゼインの両親だけじゃない。
子どもを騙す大人、子どもを孕ませる大人、子どもを平気で家から追い出す大人、子どもが困っていても見て見ぬふりする大人...血も涙もないけどそれがここの現実で、ひょっとすると大人たちも同じように生き抜いてきたのかもしれない。
結局は社会自体が腐っているから抜け出そうにも八方塞がりで絶望しかないんだ。
どうしたらこの社会の犠牲になる子どもたちを救うことができるんだろう?
ワタシ個人に何か変えられる力なんてあるはずもないけど、こうしてこの映画を視聴して現状を知り、
この作品を多くの人に知ってもらうために少しでも広めることくらいなら出来るのかな。
ゼインたちの現状を思えば日本に生まれたワタシたちが如何に幸せで平和ボケしているかを痛感したし、抱えている悩みもちっぽけなものに思えてくる。
きっとこの作品に出会わなかったら、こんな苦しい中でも逞しく生きている子どもたちの存在にも気づかずにのうのうと過ごしていただろう。
自分のおかれた世界に感謝しつつ、もっとしっかりと地に足をつけて人生を歩んでいかねば、と思わされる作品だった。
最後に初めて見せたゼインの、子どもらしい笑顔が目に焼き付いて離れない。
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