マット・デイモン他主演の映画「最後の決闘裁判」
14世紀のフランスで実際に行われた”決闘裁判”に至るまでの顛末を描いたこちらの作品を無料で観る方法、あらすじ、感想を簡単にまとめました。
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「最後の決闘裁判」の作品情報
◆基本情報


作品名 | 最後の決闘裁判(The Last Duel) |
公開日 | 2021年製作(2021年10月公開) |
ジャンル | 実話に基づく 歴史 |
製作国 | アメリカ イギリス |
上映時間 | 153分 |
監督 | リドリー・スコット |
脚本 | ニコール・ホロフセナー ベン・アフレック マット・デイモン |
製作 | リドリー・スコット ケビン・J・ウォルシュ ジェニファー・フォックス ニコール・ホロフセナー マット・デイモン ベン・アフレック |
原作 | エリック・ジェイガー |
\\歴史オススメ映画//
◆キャスト情報


キャラクター | キャスト |
---|---|
ジャン・ド・カルージュ | マット・デイモン |
ジャック・ル・グリ | アダム・ドライバー |
マルグリット・ド・カルージュ | ジョディ・カマー |
アランソン伯ピエール2世 | ベン・アフレック |
ニコル・ド・ブシャール | ハリエット・ウォルター |
シャルル6世 | アレックス・ロウザー |
王妃イザボー | セレーナ・ケネディ |
\\マット・デイモン出演映画//
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◆あらすじ
リドリー・スコット監督がマット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレックという豪華キャストを迎え、歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー。 中世フランス──騎⼠の妻マルグリットが、夫の旧友に乱暴されたと訴えるが、彼は無実を主張し、⽬撃者もいない。真実の⾏⽅は、夫と被告による⽣死を賭けた“決闘裁判”に委ねられる。それは、神による絶対的な裁き──勝者は正義と栄光を⼿に⼊れ、敗者はたとえ決闘で命拾いしても罪⼈として死罪になる。そして、もしも夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で⽕あぶりの刑を受けるのだ。果たして、裁かれるべきは誰なのか?あなたが、この裁判の証⼈となる。
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「最後の決闘裁判」を無料で観る方法は?
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サービス名 | 見放題 | レンタル |
---|---|---|
U-NEXT | × | × |
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「最後の決闘裁判」を観た感想は?
◆「最後の決闘裁判」はずばりこんな映画!
- フランスで実際に行われた最後の”決闘裁判”を描いた映画
- 各々の視点で見え方が変わってくる作品
- 600年以上前の世界も現在も人間って変わってないのだなと感じる作品
◆みんなの感想



すごく面白くて魅入ってしまいました。それぞれの視点別・各章に分けられて話が進むんだけど、主観となる人物が違えば出来事の見え方や語るべき内容の選択が違ってきて、真実と(当人にとっての)都合のよい嘘が混在している。まさに芥川龍之介の『藪の中』。
当時の男性の誇りや虚栄心や権利云々、そして女性の立場の弱さと生きづらさが詰まってる作品。あと甲冑を着た決闘シーンすごかったな……。ドキドキしちゃった。
あずみさんの感想・評価 にゃ!



様々な意味で圧倒され、見終わってからしばらく経った今でもこの映画を思い出してはその重みや強烈さにズシンとやられる。素晴らしく傑作であるのだが、その言葉を安易に使っていいのかということさえ考え込んでしまう、男性にとっては常に見ている側に目を向けられるような、作品だった。
kouさんの感想・評価 にゃ!



3人の視点から、決闘裁判までの流れを描いた伝記映画。すごい記録が残っているものだ。
女性が声を上げるのがどれだけ難しい時代だったのかがよく分かる。女性に人権がまるでない。というか、性に対しての認識がわけわからんすぎる。裁判でもすごいことをみんなして言うてた。歴史ってすごいわ。
accelcinemaさんの感想・評価 にゃ!



すごかったです。
これはみんな観たほうが良い作品だと思います。
何を言ってるかわからないかもしれないですが、
中世のお話を見ていると思っていたら、
いつの間にか現代のお話になっていた。
という感じです。
AkiyamHiroshさんの感想・評価 にゃ!
◆筆者の感想(4.5点/5.0点中)
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これ以下はネタバレを含みますので見たくない人はバック!
そこに愛はあったのか?なかったのか?
「同意の上でした」「いや違いました!」
みたいな意見の食い違いは現代でもよくニュースで取り上げられたりするけれど、
今から600年以上前の世界でも同じネタで裁判してたんだなーと思うとすごく興味深い作品だった。
意外だったのはこの時代でも強姦は重罪だったということ。
でもその実態は、被害を受けた女性側が泣き寝入りするってのがほとんどだったんだろうなー。
それにしても”決闘裁判”なんていうとんでも裁判知らなかったなぁ。
ほとんどが権力者の意向で切り捨てられたりする中で、こんな方法で裁判することもあったんだね。
両者意見が食い違ってて仕方がないから、事実は神に決めてもらいましょう!
ってことでしょう...?すげぇや。
劇中では決闘裁判に至るまでの事の顛末が描かれるわけだけど、
3人それぞれの視点からの真実が描かれる脚本がシンプルに面白くてすごく引き込まれた!
視点は違えど、同じ時系列を3回見せられる2時間半ちょっとだけれど、それぞれのターンで細かい内容が少ーしずつ異なるので、その度に観る側も感情が行ったり来たりさせられる。
ジャックとマルグリットは相思相愛だったのか?
それとも、ジャックのとんでもない勘違いだったのか?
はたまた、すべてはマルグリットの策略だったのか?
さらにそこに、ジャンの嫉妬心や見栄などの要素も絡め、物語をより複雑化させているのが秀逸すぎると思った。
結局のところ、決闘裁判の裏で何が起こっていたのかは神のみぞ知るところで、ジャンとの闘いにジャックが敗北したという事実があるのみ。
つまり神のお答えは「2人の間に愛はなかった」ということだけど、ワタシもそう思った。
だって、マルグリットが身を犠牲にしてまで告発するほどの何かしらの策略があったとは思えないもん。
そして何より...ジャックがわざわざ懺悔するくらいには罪の意識がありながらも、それを全くのなかったことにしようとしたクソ野郎(こら)だったことに、こいつ・・・(ドン引)となったからね(笑)
実際に決闘シーンはマルグリットにだいぶ感情移入していたこともあってか、そこらへんのホラー映画を超える心拍数を叩き出したと思う。
よくこんな見るに耐えない裁判が行われていたもんだ...
そして最後のマルグリットのなんとも言えない含みのある表情。
何だか最後まで感情を鷲掴みにされる作品でした。面白かった。
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