ラース・クラウメ監督の映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」
第二次世界大戦後の東ベルリンを舞台に当時の厳しい圧政を描いた実話であるこちらの作品を無料で観る方法、あらすじ、感想を簡単にまとめました。
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「僕たちは希望という名の列車に乗った」の作品情報
◆基本情報


作品名 | 僕たちは希望という名の列車に乗った (Das schweigende Klassenzimmer) |
公開日 | 2018年製作(2019年5月公開) |
ジャンル | ドラマ 実話に基づく |
製作国 | ドイツ |
上映時間 | 111分 |
監督 | ラース・クラウメ |
脚本 | ラース・クラウメ |
製作 | ミリアム・デュッセル ズザンネ・フライヤー イザベル・フント トーマス・クフス カッレ・フリッツ |
原作 | ディートリッヒ・ガルスカ |
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◆キャスト情報


キャラクター | キャスト |
---|---|
テオ・レムケ | レオナルド・シャイヒャー |
クルト・ヴェヒター | トム・グラメンツ |
レナ | レナ・クレンケ |
パウル | イシャイア・ミヒャルスキ |
エリック・バビンスキー | ヨナス・ダスラー |
ヘルマン・レムケ | ロナルト・ツェアフェルト |
シュヴァルツ校長 | フロリアン・ルーカス |
ケスラー | ヨルディス・トリーベル |
エドガー | ミヒャエル・グヴィスデク |
ランゲ国民教育大臣 | ブルクハルト・クラウスナー |
◆あらすじ
1956年、東ドイツの高校に通うテオとクルトが、列車に乗って訪れた西ベルリンの映画館で、ハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュース映像を目の当たりにする。クラスの中心的な存在であるふたりは、級友たちに呼びかけて授業中に2分間の黙祷を実行した。それは自由を求めるハンガリー市民に共感した彼らの純粋な哀悼だったが、ソ連の影響下に置かれた東ドイツでは“社会主義国家への反逆”と見なされる行為だった。やがて当局が調査に乗り出し、人民教育相から直々に一週間以内に首謀者を告げるよう宣告された生徒たちは、人生そのものに関わる重大な選択を迫られる。 大切な仲間を密告してエリートへの階段を上がるのか、それとも信念を貫いて大学進学を諦め、労働者として生きる道を選ぶのか……。
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「僕たちは希望という名の列車に乗った」を観た感想は?
◆「僕たちは希望という名の列車に乗った」はずばりこんな映画!
- 国家相手に立ち向かう若き学生に勇気をもらえる映画
- 第二次世界大戦後の東ベルリンの残酷な圧政について知るきっかけになる映画
- 友情や家族の絆にグッとくる映画
◆みんなの感想



集団の意見を多数決に託すのは一番の民主主義
歴史が苦手で調べながら観たしそれでも全然ちゃんと理解出来た気がしなくて不安だけどそれだけにかなり集中して観れた
この時代についての映画って固唾を呑んで画面を見つめてしまう
自分の思想も自由に語れない世の中は嫌だ
勉強して何度も観るべき
『僕たちは希望という名の列車に乗った』ってタイトルとても良い
Midsommarさんの感想・評価 にゃ!



大人の事情で隠蔽されてる繊細な問題に立ち向かうってだけですごい
信念をどう守るかを自分で考え抜くって難しいけど、仲間って本当に尊い、これ実話なの素敵すぎる
aikoさんの感想・評価 にゃ!



この時代を生き抜いた若者達は、自由とは、正義とは何か。と疑問や葛藤の中、望んでいない物凄いスピードで大人になっていってしまったんだろうと思う。
家族の愛や友情がとても切なかったけど、汽車に乗る彼らは、タイトル通り希望だけが支えだったんだと思う。
同世代の若者に観てもらいたい一本。
NANAMIさんの感想・評価 にゃ!



あんなに大事になるなんて、しかも実話基にしてるっていうんだからずっとビビってた。1対1の質問攻めのあれはずるい、国家おい!ってなるしやり方汚ない。でも最後よかったです…
きゅうさんの感想・評価 にゃ!
◆筆者の感想(4.6点/5.0点中)
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これ以下はネタバレを含みますので見たくない人はバック!
東ベルリンの圧政を描いた映画といえば、ワタシの中では『善き人のためのソナタ』が記憶に新しい。
それで初めてこんな理不尽がまかり通っていたことを知って胸がモヤモヤしながら観たっけなー。
ソナタの方は”壁崩壊”の数年前、今作品は”壁設立”の数年前を描く。
ハンガリーでの暴動での”犠牲者たち”に対して純粋に弔いの気持ちで行った黙祷が、
まさかこんなに大々的な犯人探し騒動に繋がるなんて。
大の大人が、高校生を相手に教育大臣まで送り込んでくるなんて本当に狂ってるでしょ...。
事が大きくなりすぎて、観ているこちらまで恐怖心で震えたってのに、
一人一人呼び出されてエグい誘導尋問までしてきて...学生たちはどれほど恐ろしい思いだっただろうか。
それでもみんなとても冷静で、簡単に相手の手には落ちないって姿勢にはグッとくるものがあったな。
「あいつらが勝手にやったんです!」みたいなこと言うズルい人間が一人もいなくて、
多数決で決めたことであくまでもクラス全員で闘うところが観ていて気持ちよかった。
そんな一筋縄ではいかない学生たちに対して、最終的に大人たちが綻んだ箇所を突いてきた時は悔しくて思わず涙が出てきた。
18歳の若者にどうしてそんな残酷な選択を迫れるのか...エリックくんがひたすら可哀想でやるせない。
首謀者が市議会長の息子とわかった瞬間に、全ての罪をエリックに着せようとする腐り切った国家。
そんな光景を目の当たりにしてしまったら、もうそこにはいられないよね。
18歳の若者に、家族も国も全て捨てさせるような選択をさせてしまう、それが東ベルリンの歴史なんだ。
送り出すことしかできなかった親たちの気持ちを考えると悲しみでしかないね。
のちに壁が設立し、東西の往来も厳しくなる状況を思えば、最後にとった学生たちそれぞれの行動は”希望につながる一歩”だったと思った。
東さんは、こんなに聡明で希望に溢れた若者たちを西に流してしまうなんて惜しいことしましたねって感じ。
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