【無料視聴方法・感想まとめ】映画「ニーゼと光のアトリエ」支流だった精神病の治療法を根底から覆し、一人抗った女医の実話。

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グロリア・ピレス主演の映画「ニーゼと光のアトリエ」
精神病患者を”クライアント”と呼んだ女医の実話。
ドキュメンタリー出身の監督が構想に13年、撮影期間4年かけて製作されたというこちらの作品を無料で観る方法、あらすじ、感想を簡単にまとめました。

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目次

【お急ぎの方はこちら】この記事のまとめ

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「ニーゼと光のアトリエ」の作品情報

◆基本情報

作品名ニーゼと光のアトリエ
(Nise - The Heart of Madness)
公開日2015年製作(2016年12月公開)
ジャンルドラマ
実話に基づく
歴史
製作国ブラジル
上映時間109分
監督ホベルト・ベリネール
脚本ホベルト・ベリネール
製作ホドリーゴ・レチエル

\\実話に基づくオススメ映画//

◆映画賞・映画祭

\\東京国際映画祭受賞作品//

記事が見つかりませんでした。

◆キャスト情報

画像1
引用:映画.com
キャラクターキャスト
ニーゼ・ダ・シルヴェイラグロリア・ピレス
アデリーナシモーネ・マゼール
カルロスジュリオ・アドリアォン
エミジオクラウジオ・ジャボランジー
フェルナンドファブリシオ・ボリヴェイラ
ルシオホネイ・ビレラ
アルミールフェリッペ・ホッシャ
リマアウグスト・マデイラ

◆あらすじ

「患者は《クライエント》よ。彼らのために私たちは働くの」 心理療法の常識に屈することなく、愛と芸術で人を癒した伝説の女医、ニーゼ・ダ・シルヴェイラの気高き魂の記録。 1940年代、ブラジル。ひとりの女医が精神病院の門をたたく。彼女の名はニーゼ。そこでは毎日のようにショック療法などの暴力的な治療が行われていた。患者を人扱いしない光景を目の当たりにし、ニーゼは言葉を失う。男性医ばかりの院内で彼女が身を置けるのはナースが運営する作業療法部門だけだった。そこでニーゼは、患者を病院の支配から解き放ち、彼らに絵の具と筆を与えて心を自由に表現する場を与えようと試みる。  実在の女医ニーゼに扮するのは、地元ブラジルにおいて数多のTVドラマや映画に出演する大女優、グロリア・ピレス。構想に13年、撮影期間4年をかけて作り上げた、ドキュメンタリー出身のホベルト・ベリネ監督が放つ渾身の一作です。

filmarks

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「ニーゼと光のアトリエ」を観た感想は?

◆「ニーゼと光のアトリエ」はずばりこんな映画!

  • 自分の信念を貫いたニーゼの姿に勇気をもらえる作品
  • 患者たちの汚れのない美しい作品にただただ圧倒される
  • 悲しい歴史の一部に過ぎないけれど目を逸らさずにみてほしい実話

◆みんなの感想

さぼにゃん

久しぶりに出会えて良かったと思える作品🎬
感動してホントは感想2万字くらい書き綴りたい。

論理的思考力を失って独自の世界に閉じ籠もる患者達が、その無意識を筆に預けキャンバスに走らせることで描き出される絵の力強さと美しさに心が動かされる。

安直なハッピーエンドではなく、実話ならではのやりきれなさも含んだラストではあったけど、それでもこれは悪魔の手術への改革に挑む希望の話でした。

ポパイさんの感想・評価 にゃ!

フィちゃん

"道は一万通りある。自分の人生をどう生きるか"筆一本で信念貫いたニーゼ凄い。看護師の変化は良かったけど、同僚の医師みんな最後まで胸糞やった。

nnnさんの感想・評価 にゃ!

さぼにゃん

はじめは汚れきっていた作業部屋をきれいに掃除して外の光が射しこむと、呼応するようにたくさんの命があふれんばかりの光を放つ。
みんな心の中に扉があって、扉を開けたその先へ行こうとする心の叫びがたくさん表れていた。

自由でいいはずの心の世界。ほんの些細なことがきっかけで窮屈になってしまうことは、現代でも日常的にたくさんある。
心を解放しよう。

ポリルレロさんの感想・評価 にゃ!

フィちゃん

“わたしの武器は筆” 芸術で科学と暴力に塗れた権力に打ち勝つ。描くことで、解放される無限の可能性。あらゆる人を肯定するニーゼの眼差しは温かい。

ムービードープさんの感想・評価 にゃ!

◆筆者の感想(4.4点/5.0点中)

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これ以下はネタバレを含みますので見たくない人はバック!

なんてかっこいい女性なんだろう。


そもそも女医自体が珍しかった時代。不当な扱いも多くあったと思う。
それでも自分の信念を曲げなかったニーゼの姿にとても心を動かされた。

"ロボトミー手術"や電気ショックによるショック療法に関しては『カッコーの巣の上で』で、かつてそういう暴力的な治療法が主流であったことを知った。
まだ観ていない人はぜひ観て欲しいんだけど、とにかく衝撃的というか。
もはや精神病患者への扱いではなく、超ド級の犯罪者にもしないような扱いなので、しばらく病院が舞台だと気づかなかったくらい。

「カッコーの巣の上で」は患者視点で描かれるのに対し、この作品は医者視点。

誤った治療法が医師同士で共有されたり、
まるで人体実験のようにショックを与える瞬間を見せたり...今考えると恐ろしいことが”当たり前”にされていた。

「そんなやり方はおかしい」と訴えるニーゼに、”これだから女は”というような、あからさまに下に見るような態度をしてみせる同僚医師たちに怒りが沸いてきたのと同時に、
明らかに非人道的なやり方でも、個より多の方に流れていってしまう状況が恐ろしいと感じた。

患者の家族たちも医師から「ロボトミー手術がいいでしょう」なんて言われたら、お願いしちゃうよなぁ。


無理に抑えつけたりしない作業療法の効果は一目瞭然だったし、
患者の変化だけでなくその周り(特に看護師のリマ)も変化していくのが何だかとてもいいなーと思いながら観ていた。
ついに卒業者も出て、これからさらによくなっていく未来が見えた矢先だったのに。

ラストは正直胸糞悪いです。本当に許せない。

だけどこれが現実なんでしょう。
映画的な感動展開なんてものは一切ないところが、さすがはドキュメンタリー出身の監督だと思う。
だから観る側も目を逸らすわけにはいかない。

(犯人についての描写は一切なかったけど)
ただプライドも魂も売ったクソみたいな医者がいたという事実があるだけです。

ルシオがその後どうなったかの描写が一切なかったのも、多分そういうことなんでしょう。
ニーゼ本人が最後に語った「もう疲れた」という言葉が全てな気がする。悔しい。


元々はどうにかして治してやりたいという医師たちの純粋な思いが、こうしてリスクや手段を無視した治療法を生んでしまったわけで。
こんな”悲しい歴史”を二度と繰り返してはいけないなと強く感じる作品でした...。

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