ビゴ・モーテンセン&マハーシャラ・アリ主演の映画「グリーンブック」
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「グリーンブック」の作品情報
◆基本情報
作品名 | グリーンブック(Green Book) |
公開日 | 2019年3月 |
ジャンル | ドラマ コメディ 実話に基づく |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 130分 |
監督 | ピーター・ファレリー |
脚本 | ニック・ヴェレロンガ ピーター・ファレリー ブライアン・クリー |
製作 | ジム・バーク チャールズ・B・ウェスラー ブライアン・カリー ピーター・ファレリー ニック・バレロンガ |
原作 | R・J・パラシオ |
\\実話に基づくオススメ映画//
◆映画賞・映画祭
\\アカデミー賞受賞作品//
◆キャスト情報
キャラクター | キャスト | 役 |
---|---|---|
トニー・”リップ”・バレロンガ | ビゴ・モーテンセン | トニー |
ドクター・ドナルド・シャーリー | マハーシャラ・アリ | ドク |
ドロレス | リンダ・カーデリニ | トニーの妻 |
オレグ | ディミテル・D・マリノフ | ドクの演奏仲間 |
ジョージ | マイク・ハットン | ドクの演奏仲間 |
◆あらすじ
人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく姿を、実話をもとに描き、第91回アカデミー作品賞を受賞したドラマ。1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒として働くトニー・リップは、粗野で無教養だが口が達者で、何かと周囲から頼りにされていた。クラブが改装のため閉鎖になり、しばらくの間、無職になってしまったトニーは、南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリーに運転手として雇われる。黒人差別が色濃い南部へ、あえてツアーにでかけようとするドクター・シャーリーと、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、その旅に同行することになったトニー。出自も性格も全く異なる2人は、当初は衝突を繰り返すものの、次第に友情を築いていく。トニー役に「イースタン・プロミス」のビゴ・モーテンセン、ドクター・シャーリー役に「ムーンライト」のマハーシャラ・アリ。トニー・リップ(本名トニー・バレロンガ)の実の息子であるニック・バレロンガが製作・脚本を手がけ、父とドクター・シャーリーの友情の物語を映画化した。監督は、「メリーに首ったけ」などコメディ映画を得意としてきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー。アカデミー賞では全5部門でノミネートされ、作品賞のほか脚本賞、助演男優賞を受賞した。
映画.com
”グリーンブック”ってなんのことか知ってるにゃ?
知らないにゃ?
黒人専用ガイドブックのことだそうにゃ
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「グリーンブック」を観た感想は?
◆「グリーンブック」はずばりこんな映画!
- 友達っていいなぁと思わせてくれる映画
- 差別について深く考えさせられる映画
- 何か理不尽なことがあった時に観てほしい映画
◆みんなの感想
ツアーを通してできたトニとドクの関係性がとても素敵。見終わった後の感情が心地良い、いい映画だった。無性にケンタッキーが食べたくなる。
もちさんの感想・評価 にゃ!
二人の距離感が本当に最高だった。許せない事はちゃんと伝えて苦しい事や辛い事がわかりあえた時、あんな嫌悪感を抱いていた人種の壁まで越えて大切な人になってたツアーは最高の思い出になったと思う。
自分は辛い事があって塞ぎ込んでたけどこの映画のお陰で凄く元気を貰えて感謝している。
山崎友教さんの感想・評価 にゃ!
タイトルの意味知らなかった。普段差別とか意識してない私でも分かりやすく、見やすい映画だった。2人の車の中での掛け合いも笑えるし、その中で突然差別が生み出す緊張感があってドキドキする場面も多かった。それも緩急あってよかった。
いきなり世の中を変えよう!ってのは難しいから不条理な中でも自分の品位を保つこと、信念を持つことの大切さを感じた。
あとフライドチキンをこれから見る目が変わるなぁ、やっぱり映画は色んなことを教えてくれるなと考えられた作品。また見たい。
まるまるさんの感想・評価 にゃ!
観終わった後に いい映画だったな〜
となる映画。いい映画に必要なコメディ、社会性、恋愛、友情全ての要素があった。
NaotoTakeiさんの感想・評価 にゃ!
◆筆者の感想(4.7点/5.0点中)
これ以下はネタバレを含みますので見たくない人はバック!
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理不尽な差別が毎回辛いけどそれぞれの変化が面白い
黒人差別が色濃い時代。
劇中に数々の理不尽な差別が出てきてかなり胸が痛みました。。
演奏会に招いておきながらちゃんとした楽屋は用意していない上にレストランも立ち入り拒否って...どないなん!!!
そんな破茶滅茶なことがまかり通る時代。恐ろしいですよね。
トニーも元々は黒人に対して差別意識のあった白人の一人ですが、
ちゃんとした理由というか目的があってそういう差別行為をしていた人たちってどのくらいいるんでしょうね?
トニーを含めほとんどの人が「まわりもしているから」「そういうものだから」みたいな曖昧すぎる意識の元やっていたんだろうなと思うと悲しくなりますね。
旅を通して最初に変化があったのはやはりトニーですね。
トニーは素行こそ悪いですが、本当に良き父・良き旦那ですよね!家族思いで優しい心を持った人物だと個人的に思います。
そんなトニーだからこそ、実際にその理不尽な行為に触れ、ジッと我慢してやり過ごすドクの心に触れ、世の中のおかしさに気づくことができたんじゃないでしょうか。
少なくとも同乗してたのがトニーが思わず顔パンした警官だったら間違いなく気づかなかったと思います。笑
そして結果的にトニー以上に変化があったのはドクじゃないでしょうか。
最初のドクはいわば、ガッチガチのフル装備で身を固めた状態で心が休まる空間なんてなかったはずです。
後半にかけて車内でうたた寝するドクのシーンが増えたりなど徐々にトニーに対して心理的に解放していく細かな演出が個人的には秀逸すぎて胸熱でした。
ドクの心の孤独感からのラストが最高
故障で路肩に車を止めたシーン。
体を伸ばすために外に出たドクの目の前には、畑仕事をしながらこちらを睨みつける黒人たちが。
もう・・・なんともいえない気持ちになりました、このシーン。
白人からは「黒人だから」と迫害され、
黒人からは「いい身分だな」と言わんばかりに睨みつけられ。
ドクはかなり孤独感を感じたんじゃないでしょうか。。
そういうシーンをみた上で、ラストのトニーの家族から受け入れられるシーンはマジで最高でした。
トニーの奥さんがとにかく素敵な女性ですよね。
最後の決め台詞、「お手紙ありがとう」でK.Oでした。完敗です。笑
最後まで緊張感があり飽きさせない
理不尽な差別など、こう...モヤッと感じるシーンは多くありましたが
基本的にトニーがやっつけてくれるので案外スッキリする場面も多かったです。
一番痺れたのはやはり車上荒らしをしようとした若者たちを追い払うシーン。
バーでお札を出した一瞬さえ見逃さない抜け目のなさ。
こりゃ、カッケェ〜!!
とほっとしたのも束の間、帰路につくシーンでも妙なハラハラ感。
何か起こってしまいそうなシリアスな雰囲気に
”お願い!何も起こらないで!!”
と祈りながら見るわけです。
製作者側の思惑にまんまと踊らされている感じですよね。笑
そういうわけで決して中だるみさせないような演出がされているので
最後まで飽きることなく見ることができる作品なのではないかなと思います。
\\その他筆者オススメ映画//
コメント
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