ジャック・ニコルソン主演の映画「カッコーの巣の上で」
アカデミー賞を受賞した社会派映画の名作ですが、私も観るまでになかなか苦労したので...同じような人たちのために無料で観る方法、あらすじ、感想を簡単にまとめました。
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「カッコーの巣の上で」の作品情報
◆基本情報


作品名 | カッコーの巣の上で(One Flew Over the Cuckoo's Nest) |
公開日 | 1975年製作(1976年4月公開) |
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 129分 |
監督 | ミロス・フォアマン |
脚本 | ローレンス・ホーベン ボー・ゴールドマン |
製作 | ソウル・ゼインツ マイケル・ダグラス |
原作 | ケン・キージー |
\\ドラマオススメ映画//
◆映画賞・映画祭
\\アカデミー賞受賞作品//
◆キャスト情報


キャラクター | キャスト |
---|---|
ランドル・パトリック・マクマーフィー | ジャック・ニコルソン |
看護婦長ラチェッド | ルイーズ・フレッチャー |
エリス | マイケル・ベリーマン |
ハーディング | ウィリアム・レッドフィールド |
ビリー・ビビット | ブラッド・ドゥーリフ |
テイバー | クリストファー・ロイド |
マティーニ | ダニー・デヴィート |
フレドリクソン | ヴィンセント・スキャヴェリ |
タークル | スキャットマン・クローザース |
チャーリー・チェズウィック | シドニー・ラシック |
チーフ・ブロムデン | ウィル・サンプソン |
\\ジャック・ニコルソン 出演映画//
◆あらすじ
刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装い、精神病院に入ったマクマーフィは、絶対的な管理体制をしくラチェット婦長のやり方に反発を覚える。マクマーフィは、管理されることに慣れ、無気力になっていた入院患者たちに生きる希望と活力を与えようとするが……。人間の尊厳と社会の不条理を描いたヒューマンドラマの名作。アカデミー賞では作品賞、主演男優賞(ジャック・ニコルソン)、助演女優賞(ルイーズ・フレッチャー)ほか主要5部門を受賞した。
映画.com
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「カッコーの巣の上で」を観た感想は?
◆「カッコーの巣の上で」はずばりこんな映画!
- 喜び、怒り、驚き、悲しみ...色々な感情が込み上がってくる映画
- 主人公の姿にこちらまで勇気をもらえる映画
- 脇役でさえも神演技、ユーモアたっぷりのキャラがクセになる映画
◆みんなの感想



毎度精神系の映画見るたびに思うけど、本当に役者皆さん演技が凄すぎる。
相当研究して相当やり込まないと無理だよこれは。
凄すぎる。
mmmさんの感想・評価 にゃ!



全体のダークユーモア的な雰囲気がすごく好き。社会から切り離されつつある彼らを理解するマクマーフィーはジャックニコルソンが演じたキャラの中でもトップレベルに良い味が出てる。人とは何かを改めて考えさせられる映画だった。
ketchupmanさんの感想・評価 にゃ!



見る人によって感想が分かれるような、そういう作品。
社会的メッセージの強い内容でありながら、ユーモアも織り交ぜた、見終わったあとに唸らせる作品。
mahayunさんの感想・評価 にゃ!



昔倫理の授業で見て以来久しぶりに鑑賞した。
話の筋を知った上で改めてタイトルの意味を意識しながら観ると、これはチーフの話なのが如実にわかる
(実際元となった同題小説の語り手はチーフらしい)
個人の自由と社会統制について考えさせられる上に、勇気をもらえる
本当によくこんなタイトルを思いつくもんだ
かいさんの感想・評価 にゃ!
◆筆者の感想(4.3点/5.0点中)
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これ以下はネタバレを含みますので見たくない人はバック!
ずっとニコニコしている人、ずっと踊っている人、ずっと疲れている人、何かとちょっかい出す人、耳が聞こえない人...
病棟の中には色々な人がいて、そんな中に「まとも」な悪人がブッ込まれ、科学変化が巻き起こるってお話。
マクマーフィー(ジャック・ニコルソン)は世間一般でいう「クズ男」なわけですが、
なんというか懐に入り込まれたみたいな感覚になる愛されキャラですね。
素行こそ悪いもののみんなに対等に接するところがすごく素敵な人。
まさかこんなに彼を応援しながら観るとは思わなかったです(笑)すんごい悪い顔してますけどね(笑)
マクマーフィーはじめ、みんなのキャラクターがユニークでニヤニヤ楽しく観てました( ◠‿◠ )
(ワタシのお気に入りはずっとニコニコのマティーニ。超かわいい!w)
特に船チャーターしたって嘘ついて釣りに出たところなんてホント最高だったな〜(笑)
大物釣って港に戻ってくる時のみんなの笑顔、可愛すぎてやられましたw
そんな裏表のないマクマーフィーに触れて、患者の雰囲気が少しずつ変わっていくところがとても印象的。
”変わっていく”というか...閉鎖的な空間で自由を制限されていることに"気づいた"と言った方が正しいでしょうか。
そりゃあ、あんなところにいた方がおかしくなるよなぁ...。
前半の楽しい雰囲気とは違い、後半はなかなかシビアな展開に驚かされました。
少しずついい方向に向かっていくのかな、と思わせておいてからの
ビリーの一件のように、”変化は簡単にはできない”という現実を叩きつけられたような気がしました。
看護婦の首を絞めたマクマーフィーの行為は正しかったこととは言えませんが
一部始終を見た上でそういう感情になるのってごくごく普通のことだとワタシは思います。
にもかかわらず「異常者」とみなされ、廃人となって戻ってきた姿に思わずゾッとしてしまいました。
一体何されたの!?と事前知識なしで見たワタシなんかは動揺したんですが
調べてみると、”ロボトミー手術”と呼ばれる精神疾患者への医療手術(詳細はこちら)が当時実際にあったんだそう。
そして一部廃人となってしまう人もいた、と...怖。
観てすぐは病院側が”悪の根源”のような感情を抱いていたのですが、
病院側も悪意があって手術しているわけではなかったんですね。それはそれで怖いんですが...。
正しいとされていることでも、それが本当に正しいとは限らないということでしょうか。
情報で溢れかえっている現代だと尚更、疑うことさえしない誤情報ってのは多くあると思います。
ゼロから立ち返ってそれって大丈夫なんだっけ?とまずは疑ってみる、というのも大事なのかもしれません。
変われなかった人がいる一方で、変わって巣立った人(チーフ)もいたことが唯一の救いかな。
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