「チョコレートドーナツ」を見た個人的感想です。感想にはネタバレも含むのでご注意ください!
作品情報
作品名 | チョコレートドーナツ(Any Day Now) |
公開日 | 2014/4 |
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 97分 |
監督 | トラヴィス・ファイン |
脚本 | トラヴィス・ファイン ジョージ・アーサー・ブルーム |
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チョコレートドーナツ のあらすじは?

この作品、あまぁいスイーツな話と思ってないにゃ?



違うにゃ?



全然違うにゃ。
邦題に込められた意味にも注目して見て欲しいにゃ!
同性愛に対して差別と偏見が強く根付いていた1970年代のアメリカでの実話をもとに、育児放棄された子どもと家族のように暮らすゲイカップルの愛情を描き、トライベッカやシアトル、サンダンスほか、全米各地の映画祭で観客賞を多数受賞したドラマ。カリフォルニアで歌手になることを夢見ながら、ショウダンサーとして日銭を稼いでいるルディと、正義を信じ、世の中を変えようと弁護士になったポール、そして母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年マルコは、家族のように寄り添って暮らしていた。しかし、ルディとポールはゲイであるということで好奇の目にさらされ、マルコを奪われてしまう。
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チョコレートドーナツのキャストは?


キャラクター | キャスト | 役 |
---|---|---|
ルディ | アラン・カミング | ショーパブ歌手 |
ポール | ギャレット・ディラハント | 検察官 |
マルコ | アイザック・レイバ | ダウン症の少年 |
マイヤーソン | フランシス・フィッシャー | 判事 |
ランバート | グレッグ・ヘンリー | マリアンナの弁護士 |
ウィルソン | クリス・マルケイ | ポールの上司 |
ロニー | ドン・フランクリン | 弁護士 |
ミス・フレミング | ケリー・ウィリアムズ | マルコの担任教師 |
マリアンナ | ジェイミー・アン・オールマン | マルコの母親 |
チョコレートドーナツを無料で見る方法は?



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【ネタバレあり】チョコレートドーナツを観た感想は?



心に刺さるテーマにゃ
※ここより下はネタバレを含む内容があるためご注意ください
あまりにも切ないラスト
先日見たばかりの「グリーンブック」
この作品も”黒人差別”がテーマ、理不尽すぎる仕打ちで胸が痛かったのですが今作も”同性愛差別”がテーマでした。


グリーンブックが1960年代あたり、チョコレートドーナツが1970年代あたりを描いた映画。
そして現在2020年、もちろん未だに一部で良しとしない人たちがいるのも事実ですが半世紀という歳月で世の中の意識も少しずつ改善してきていることをこういう映画を見ると感じることができますね。
今作も理不尽なことばかりでしたが...
とりあえずポールの上司はゲイに家族でも殺されたんか?
まるで犯罪者の悪事を暴いてやったぜ!
みたいな顔つきに心底腹が立ってしょうがなかったんですが
本当にそういう感覚だったのかもしれませんね。
いい死に方せんよ、本当に。
証言者たちの発言からも誰がどう見ても二人のマルコに対する愛情は本物なのに覆らない判決にヤキモキしました。
実話をもとにした作品ということでこれが逆にリアルな感じを出しているのかもしれないですね。
結局、最悪な結果を招いてしまったわけですが、
偏見でしか物を見ることのできなかった人たちの胸に最後のポールの手紙は少しでも響いたのでしょうか...?
正義とはなんなのか、今一度考え直してくれているといいのですが。
おそらく彼らの人生においてほんの一瞬の出来事でしかなく、すぐに忘れてしまうことが容易に想像できてしまって...
ただただ虚しい。それだけです。
家族になれた3人
3人で過ごした1年間のシーンは
とにかく出演者さんの演技力ありきのものだった気がします。
特にアラン・カミングさんの演技は神がかっていました!
ちょっとした表情だったり、仕草が我が子に精一杯の愛情を注ぐ母親でしかなかったですよね、あれ。
血なんて関係ない「家族」の形を表現できていたのが本当に素晴らしかった。
最後の魂のこもった歌声には切なくて泣きました。
アイザック・レイバさんの自然な表情もとてもよかったです。
邦題に騙されてはいけない
「チョコレートドーナツ」という甘くて可愛らしい邦題。
前知識入れずに見る派の私も
完全にスイーツ職人の話だわ。と思って見始めたので
全く甘くない内容な上に、
実際には偏見でしか判断できなかった人たちに対する強烈なメッセージが込められたタイトルだと気付いた時に心底驚いたのですが(笑)
現代社会にも潜んでいる差別や偏見に対して今一度考えさせられる内容だったんじゃないかなと思います。
チョコレートドーナツの個人評価



個人評価は
役者の演技力の光る作品!偏った見方しかできていないかも?と感じた時に見て欲しい映画です。
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